Bグレード　2022年 核心正岩　三仰峰（さんぎょうほう）黄観音

Bグレード 2022年 核心正岩 三仰峰黄観音

〜香りならば肉桂をも超える？〜
本商品の産地三仰峰は武夷山の岩茶の最高品質地域である正岩地域に位置し、武夷九十九岩の最高の茶山であり、標高717.7メートルです。三仰峰はすべて東に向かって誇らしくそびえており、最も高いのが大仰、次に中仰、そして次が小仰となっています。まるで三枚の巨大な石が碧空に斜めに挿さっているかのようで、旗を広げ、駿馬が空を駆ける様子を形成しています。武夷山市または星村镇からは、その雄大な姿を見ることができます。
皇御茗所有の黄観音の茶園は古く、静寂であり、古木には根から葉まで青苔が広がっています。土壌には砂利が多く含まれ、土壌は疎密で通気性が優れており、排水が良好です。また、岩峡の断崖があり、夏季の日照時間が短く、太陽光が少ないため、霧が発生しやすく、湿度が高いです。冬には冷たい風を遮り、渓谷底部には細流が浸透し、周囲の植生条件が良好で、乱射光と生態の多様性に富んでいます。

黄觀音品種は生命力が強く、品質の高い新品種でありその力強い存在感を示しています。様々な品種が山の環境に依存する中で、黄觀音は多様な山岳地帯に広く適応し、育てやすさと安定した品質を誇っています。

そして、黄觀音の香りはまさに独特です。清新かつ芳醇な香りが広がり、花のような豊かさが漂います。その香りには「鉄觀音」の品格と「黄旦」の香りが見事に融合しています。その中でも、香りは清新で芳醇であり、花の香りが特に鮮やかに際立っています。同時に、香りは非常に多様でさまざまな香りの要素が調和し、まさに貴重な一品となっています。

黄觀音のように新しい岩茶品種を育てることは非常に手間がかかり、選択育種には多くのリスクが伴います。最も優れた特性の茶の品種を選ぶためには、さまざまな計画が必要で、接ぎ木と育種を繰り返し、より優れた苗が大きな園に移植され、子孫を繁殖させます。そして、初めて選出された苗『105』は、普及を容易にするために「黄觀音」と名付けられました。

新品種である黄觀音の香りは完全に肉桂の香りに匹敵し、濃厚さでは時に肉桂をしのぐほどです。「桂子月中落、天香云外飘。」
天心明月ブランドが誇る黄觀音の特徴は武夷岩茶の岩韵、鉄觀音の音韻、そして黄旦の透天香を組み合わせた類稀な花や蘭、玉蘭を思わせます。製茶の季節がやってくると、栀子の花の香りのように濃厚で芳醇です。また、黄觀音は香りが多様で変化に富む特性を持っています。酸化の程度が軽い場合、個性的な夜来香、ジャスミン、玉蘭香が感じられます。酸化の程度が重く、焙煎の技術が優れている場合、果物の香りがより感じられます。これらの自然の素晴らしい香りが工程を経てしっかりと茶葉に閉じ込められます。沸騰したお湯を注ぐと、まだ飲む前に香りが広がり、味蕾が敏感に感知します。これが黄觀音であり、十里先まで香りが広がり、天に届く香りのあるお茶『通天香』なのです！

**内容量:** 8.3g
**収穫年:** 2022年
**畑名:** 三仰峰
**品種:** 黄観音
**焙煎感:** 中

〜これ以上にない華やかさ〜

初めてテイストティングした瞬間、まるで大量の花びらの中にいるような心地良さを感じました。

味わいはボリューミーで香りの圧倒が凄まじいです。まるで花びらのエキスをそのままいただいているかのような香味が広がります。更にトロピカルフルーツのような個性も感じ取れます。
天心明月ブランドの黄観音は香りと味わいの強さだけでなく、高級茶ならではの緻密さ、上品さ、透明感も感じられ、非日常を体感したい方にとって理想的なお茶です。
10煎以上お楽しみ頂ける大変コストパフォーマンスの良い岩茶です。是非お試しくださいませ。

焙煎感について
低：焙煎感をほとんど感じないか穏やかな岩茶
中：焙煎感を微かに感じる岩茶
高：焙煎感を感じる岩茶
✳︎焙煎感について焙煎時の温度ではなく、テイスティングした時に感じる焙煎味の強弱により分類しました。
低でも焙煎は施してあります。

グレードについて
S+グレード　極めて希少性と個性がある官能的なグレード
Sグレード　希少性と個性がある官能的なグレード
Aグレード　個性があり官能的、または極めて高品質なグレード
Bグレード　品質的な特性が顕著な、高品質なグレード